ゆき姐のHappyに生きまっしょい! 第8回目
今年もあっという間に師走、皆さまいかがお過ごしですか?
って、そちらじゃ、サンクス・ギビング・デーが終わって、やっとクリスマスの飾りつけが始まったんじゃありません? 日本は、ここでもお話しましたが、ハロウィンはもうすっかり定着したイベントになりましたが、サンクス・ギビング・デーはまだまだ全然です。だいたい日本ではターキー肉がまったくポピュラーに存在しない。去年、うちの息子(生後7カ月~11歳までNY在住)が夫に、サンクス・ギビング・デーにターキーの丸焼きが食べたいと注文し、夫は、合点、父さんが焼きましょう!と張り切ったのですが、いかんせん近所のスーパーマーケットにも肉屋さんにもターキー肉、まして、ホール・ターキーは売っていないので仕方なくあきらめました。でも、今年夫は、リベンジとばかりにホール・チキンの丸焼きを作り、息子に絶賛されていました。ま、東京なら、六本木の明治屋にでも行けばホール・ターキーは売っているのですが、うちから六本木へは小1時間かかる。そこまでしてターキーを買わずとも、チキンの丸焼きでいいじゃないかとやって見せるのが夫の息子との付き合い方。というか、1年間、どうしたものかと考えていたのでしょうね。近所にターキーは売ってない。でも去年の雪辱をなんとか果たし、息子の望みを叶えてあげたい、というか、期待に答えたい父心。で、そうだ、ターキーもチキンもたいして変わりないじゃないか、これを焼けばいいじゃないかと思い立ったんでしょう。クー、息子思いの父だこと! と、親バカならず、妻バカな私ではありますが、クリスマスもね、うちはクリスチャンじゃないから本格的な飾りつけはしませんが、息子がちょとあったら楽しいよね、と言うもので、こんな可愛い(写真)のを買ってきちゃいました。こういうイベントって主旨はどうであれ、雰囲気だけでも家の中にちょっと持ち込むと、やっぱりウキウキしますよね。
さて、クリスマスが終わったらお正月。これは本場だから、しっかりやります。
というわけで、来年もハッピーに生きまっしょい!
(プロフィール)兵藤ゆき(ひょうどう ゆき)深夜ラジオのパーソナリティーを皮切りに、1982年テレビ界に進出。96年長男誕生後、夫の留学先であるNYで子育てを中心に生活。現在は、NYと日本を行き来し活動中。NYで見た参考になる子育てをまとめた本「子どもがのびのび育つ理由」など著書多数。新刊、NYでの英語体験を漫画とエッセーでまとめた「これで英語がちょっとできるようになりました。」(アスコム出版)も好評発売中。現在、テレビ、ラジオ、執筆などで活躍する傍ら、NYでの子育てや異文化体験の講演依頼も多数あり、全国に出向いて行っている。ストレスフリーをテーマにしたインナーなどのブランド「ゆきねえインク」を立ち上げ、デザイナーとしても活躍中。小学校英語準認定指導者資格、チャイルドコーチングアドバイザー資格、ペット介護士資格、各種洋裁正教員資格を有する。