〈コラム〉サハラ砂漠のラクダは楽だ〜

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ゆき姐のHappyに生きまっしょい! 第9回目

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明けましておめでとうございます。
皆さま、どんなお正月をお過ごしですか?
そう、NYは年が明けてもまだ街の飾りつけはクリスマスのままですよね。NYで暮らし始めて初めて元旦を当地で迎え、家族でロッカフェラーセンターに遊びに行った時、クリスマスツリーのイルミネーションがまだキラキラと輝いていたのには驚きました。ま、門松に変わっているとは思いませんでしたが、日本人の私にとってはちょっと馴染めない光景でした。その点、日本は皆さまご存じのように、すっかり街は賑やかな中にも厳かな正月仕様になっておりまして、よーし、今年もハッピーに生きまっしょい!てな感じであります。
さて、年が明けるちょいと前、私、仕事でモロッコに行ってまいりました。1月20日(木・19時〜21時まで)TBSテレビで放送予定の「モクスペ」という番組で、モロッコのサハラ砂漠のメルズーカという村で日本人女性がバックパッカーの為の宿屋を営んでいるというので訪ねて行ったのですが、いやー、サハラ砂漠は別世界でしたねえ。♪月の砂漠を〜は〜る〜ばると〜、と、「砂」というより、「粉」という感じのサラサラのサハラ漠をラクダに乗って=写真、ラクダは楽だ〜、と散歩したり、夜、満点の星空の下で寝っ転がって流れ星を眺めたり、もうね、笑っちゃうくらい童話の世界でした。
でも、日本からは遠かった〜〜〜〜〜。
モロッコはアフリカ大陸の北西角に位置し、地中海、ジブラルタル海峡を挟んで北側はスペインなわけですが、まず、成田からパリまで飛行機で14、5時間。そこから地中海上を飛んでモロッコのカサブランカまで飛行機で3時間くらい。カサブランカからマラケシュまで車で2、3時間。そこからまたまた車で14時間くらい。まー、どんだけ遠いの。これに比べたらNYは近いね。NYに行くたび、もうちょっと近かったら毎週でも行っちゃうのに、と思っていましたが、サハラ砂漠へ行ったらNYへはなんでもありません。だから今年はバンバン行っちゃいます。
そんなわけで、今年はNYの街中でお会いできる回数もぐっと増えれば嬉しいなと思っております。
この1年も皆さまにとっていい年でありますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(プロフィール)兵藤ゆき(ひょうどう ゆき)深夜ラジオのパーソナリティーを皮切りに、1982年テレビ界に進出。96年長男誕生後、夫の留学先であるNYで子育てを中心に生活。現在は、NYと日本を行き来し活動中。NYで見た参考になる子育てをまとめた本「子どもがのびのび育つ理由」など著書多数。新刊、NYでの英語体験を漫画とエッセーでまとめた「これで英語がちょっとできるようになりました。」(アスコム出版)も好評発売中。現在、テレビ、ラジオ、執筆などで活躍する傍ら、NYでの子育てや異文化体験の講演依頼も多数あり、全国に出向いて行っている。ストレスフリーをテーマにしたインナーなどのブランド「ゆきねえインク」を立ち上げ、デザイナーとしても活躍中。小学校英語準認定指導者資格、チャイルドコーチングアドバイザー資格、ペット介護士資格、各種洋裁正教員資格を有する。

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