２０１０年６月４日、米国領事館ならびに大使館で非移民ビザの申請代金が値上げされました。これは政府のビザ申請に対する段階的な値上げシステムの一環です。
新規機械読み取り式ビザ申請代金は以下となります。 大使館などで非移民ビザの申請代金値上げ
•Ｈ、Ｌ、Ｏ、Ｐ、ＱビザならびにＲビザ：
１５０ドル
•Ｅビザ：
３９０ドル
•Ｋビザ：
３５０ドル
•Ｂ、Ｆ、Ｊ、Ｍビザ、その他：
１４０ドル
ビザ免除渡航者の 到着用、出発用書面 短期商用や観光で米国へ入国するビザ免除渡航者に対し、合理化を図るべく新たな入国法が数カ月後に空港で導入されます。税関、国境安全課は、ビザ免除渡航者の入国時のＩ―94Ｗ到着・出発フォームの記入を省き、入国と出国のプロセスを自動化する予定です。よって、ビザ免除渡航者はＩ―94Ｗフォームへの記入が不要になります。また、滞在中に出国までＩ―94Ｗフォームを保管する必要もなくなります。
国家安全保障省は、ビザ免除渡航者が米国への渡航に先立って、入国の許可申請をオンラインで行う電子渡航プログラム（ＥＳＴＡ）が導入されて以来、Ｉ―94Ｗの廃止を計画してきました。ＥＳＴＡには、Ｉ―94Ｗフォームへの記載と同じく個人情報、パスポートの情報、逮捕歴、有罪判決、伝染病や以前のビザの却下といったビザ免除プログラムへの該当を問う質問に答えなければなりません。ビザ免除渡航者のＥＳＴＡは２年間もしくは本人のパスポートの有効期限日まで有効です。
移民局への申請代金で新法案
米国内での移民局への各申請代金について、新たに法案が提出されました（米国領事館外。以下参照）。
本法案が通過した場合の新規申請代金は左記の表のようになります。
（弁護士：リチャード Ａ. ニューマン）
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過去の一覧
（「WEEKLY Biz」2010年6月26日号掲載）
