〈コラム〉乳児からのカイロプラクティック 長期にわたり子供たちの健康を守る

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第53回

13-05-11-ishitani_pic-1 外傷(転ぶ)
幼児が人生の1年目に転ぶのを経験するのは珍しいことではありません。幼児はベッドやおむつを変える際に台から転がり落ちたり、また、元気に満ちた、熱狂している兄弟によって悪気はなく外傷がもたらされるかもしれません。そしてただ歩くことを学ぶ段階にあるために経験するかもしれません。これら全ては幼児が脊椎の歪みを起こしやすくする一般的な状況で、定期的な脊椎の診察が必要とされます。
一般的な幼児時の訴えは、しばしば脊椎と関係の無いように思われがちです。しかし一番重要なことは、脊椎の問題を見過ごされたままの子供は大人になって脊椎の老化現象を起こすということです。カイロプラクティック医が大人のレントゲンを診察してそのような脊椎の老化現象が何年も前から始まっているのを見つけるのはまれではありません。このことが健康な幼児にも脊椎の診察が必要だという理由の一つです。
交通事故
13-05-11-ishitani_pic-2 子供が乗客として交通事故に遭った場合、しばしば損傷に苦しんでいるという明白な症状を表わしません。子供が痛みを訴えないため、また幼児がそのような症状があることを親に伝えることができないため、損傷はたびたび見過ごされてしまいます。いらいらしたり、無力だったり、食欲がなかったり、落ち着きがなかったりすることは小さな子供の脊椎に損傷があることを示す症状です。自分の意志を伝えられる少し大きな子供は、疲労や、頭痛、首の痛みまたは制限された動きなどを訴えます。
交通事故後、子供一人一人に丁寧で慎重な診察で脊椎の問題を見つけるのことは、長期にわたって子供たちの健康を守る非常に重要なことです。
(次回は5月25日号掲載)

(「WEEKLY Biz」2013年5月11日号掲載)
MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞

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