ヒマラヤ聖者、ライフマスター ヨグマタ相川圭子の変容への旅(19)
私は兄弟弟子であるヒマラヤ聖者、パイロットババジとともに長年、ワールドピースキャンペーンという世界平和運動を展開してきました。
インドにおいて、私は、苦行をして心身を浄化して涅槃(ねはん)、つまり究極のサマディという、神と一体になってこの世界に還ってくるという修行を公開で行い、人々に愛と平和の祝福を行ってきました。それはインドで1991年から毎年行い、18回にも及びました。人々の中に素晴らしい神のような働きがあるということを証明していったのです。
私は、そのステージにて真理となり、すべてを知ったのです。地球を平和にし、人々の心に愛と平和を気づかせる、そして瞑想を指導し、人々の心が苦しみから平和になることで、その波動が周りに伝わり、家族が幸せになり、社会が平和になっていくというものです。
多くの人が、内なる神秘の力に目覚め、心の争いを鎮め、お互いに助け合う世の中になるために、みんなが本当の自分である、深いところのすべてを知る存在、神のような存在になっていく。そしてお互いに助け合い、生かしあう世の中にしましょうという、そういう願いの世界平和、ワールドピースキャンペーンの運動です。
さらに、その運動の成果がグレードアップして実を結び、私がインドで主宰するヨグマタ財団とパイロットババジの運営するマハヨグ財団という会が一体となり、8月4日にインド政府の協力によって、平和運動に貢献した方々を表彰するワールドピースキャンペーンアワードという賞を差し上げる大イベントが行われました。
多くの人が成長し、自分を超えて、人々のために生きていくという、そうした意識の高い人が、さらに多く輩出されますように。そして世の中が平和になっていきますように。この賞の意味があると思います。
ヒマラヤ秘教の教えは、あなたの内側を変える力があります。ヒマラヤ聖者はそれを助けます。そしてこの平和のメッセージが、このイベントを通して、さらに人々の意識を高め、一人一人の心を平和にし、助け合う世の中にする。そうしたことを考え、また目覚めていく、そうしたきっかけになることを願っています。
(次回は8月17日号掲載)
〈筆者紹介〉
ヨグマタ 相川圭子(あいかわ・けいこ)
世界初の女性ヒマラヤ大聖者。標高5000メートルを超えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる最終段階のサマディに到達し、究極の真理を悟る。世界平和と真理の証明のためにインド各地で計18回公開サマディを行い、その偉業はインド中の尊敬を集める。2016年6月より3回国連本部で平和のスピーチを行う。現在、世界各国で法話と瞑想秘法伝授を行っている。17年4月よりTBSラジオにて生き方を語る。