ヒマラヤ聖者、ライフマスター ヨグマタ相川圭子の変容への旅（22）
９月16日に開催されたワールドピースキャンペーンの一コマ
ワールドピースキャンペーンのイベント「平和の祭典」を、パイロットババジをインドより迎え、東京で９月16日に行うことができました。
パイロットババジはヒマラヤ聖者であり、私は同じマスターをいただく兄弟弟子です。ヒマラヤで一緒に修行を行い究極のサマディに達し、真理を体験し、一緒に長年ワールドピースキャンペーンを行ってきました。人々を目覚めさせていくためにです。
世界にはいろいろな宗教、科学があり、政治があり、人間は豊かになるために努力しています。人間のみが心を与えられ、その心のイメージによって、いろいろ便利なものがつくられ、また、物の仕組みが研究されています。原子力を発見してそれを用いたり、月に行きたい、宇宙はどうなっているのかと、夢を膨らませます。
人は宗教を信じて幸せになると、今度はパワー合戦となり、その組織は大きくなっていきます。すべては心の働きを強めて、本質からは離れていくようです。
つまり、人は両親、学校、社会、宗教、科学などの考えを信じ、心を使っていてもそれらの奴隷となり、コントロールされ、自分の本質を曇らせていっています。心は肥大しエゴが増大し、様々な葛藤を生み、お互いにジャッジしていがみ合い、常に小さな戦争があちらこちらで起きています。
文化の発達と物の豊かさがあっても、個人のレベルでまだまだ平和ではなく、苦しみがそこにあり、幸せではありません。真の幸せ、静寂を体験するのです。
ヒマラヤの聖者はヒマラヤの奥地で修行をして、深い瞑想からサマディに没入して生と死を超え、死に打ち勝って生きながら永遠の存在になったのです。ババジと私もそうした体験をしたのです。
この体は宇宙と同じ素材でできています。この小宇宙である体を構成する土、水、火、風、空を浄め、それを超えて源に還ります。ヒマラヤの聖者のみが源への道を知っています。それを浄め、その奥にある永遠の存在に還っていくのです。
ヒマラヤ聖者からのイニシエーションによってその道を進み、最速で変容します。ヒマラヤシッダー瞑想は、ヒマラヤ聖者からの「マントラ」をいただく、音の波動による修行です。小宇宙を浄めます。今こそ、愛の人、平和の人に進化する生き方を選択しましょう。
今秋、わたくしとパイロットババジはニューヨークを訪れます。あなたを幸せにするためにです。
（次回10月12日号掲載）
〈筆者紹介〉
ヨグマタ 相川圭子（あいかわ・けいこ）
世界初の女性ヒマラヤ大聖者。標高5000メートルを超えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる最終段階のサマディに到達し、究極の真理を悟る。世界平和と真理の証明のためにインド各地で計18回公開サマディを行い、その偉業はインド中の尊敬を集める。2016年６月より３回国連本部で平和のスピーチを行う。現在、世界各国で法話と瞑想秘法伝授を行っている。17年４月よりＴＢＳラジオにて生き方を語る。
