〈コラム〉本来、瞑想は尊い悟りへの道のためにある

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ヒマラヤ聖者、ライフマスター ヨグマタ相川圭子の変容への旅(30)

1月18日、東京・一橋講堂での講演会にて

1月18日、東京・一橋講堂での講演会にて

2月のニューヨークはさぞかし寒いことと思います。

寒い時には外にあまり出かけられないというか、家にこもりがちになります。そういう時こそ瞑想をするのがよいのです。じっくり内側を見つめ、春に向け活動のエネルギーを蓄えるのです。

先日、日本の地上波のテレビで私の瞑想が紹介されました。今、日本も瞑想をやりたい人が増えてきているということなのです。でも、いったい何なのかがよくわからないということです。

アメリカで40年ぐらい前に、ヒッピーが東洋の神秘にあこがれてインドなどを訪ね、そこでヨガや瞑想に出会いました。今、その流れがビジネス界にきているということです。ITなどコンピューター関係の人などが、頭を休ませるのに瞑想がいいということなのです。

ただ、こうした流れもありがたいのですが、瞑想を単にリラックスに活用して、ただ仕事をするための休息とリチャージに終わらないことが大切であり、本来、瞑想は尊い悟りへの道のためにあるという啓蒙が私の役割なのかと思います。

人は内側に神秘の力を宿しています。それは神のような力であり、どんな願いもかなうのです。そのパワーは計り知れないのです。よい世の中を創るためにこそ、こうした力を目覚めさせ、みんなが意識レベルの高い人になり、真の幸せになっていただきたいと願います。人間のエゴが発達し世の中のバランスが崩れ、地震が起きたり、災害が起きたり、争いが起き、また病気に苦しむ人が多くなります。

もっと、人間が真の成長をして愛を増やし、生命力を目覚めさせ、智慧の人になることが大切です。人間にはもともとそれがあるのです。心のとらわれ、曇りを取り除くのです。

レーザーのような波動のヒマラヤシッダー瞑想秘法を持っていただくと、心の曇りが速やかに取れて愛があふれ、生命力と知恵があふれ、よい人格となって世の中をよくする人になることができるのです。自他の幸せを祈れるのです。真理がわかり、何のために生まれてきたのか、もっと与えあうことが大切であると、恵みをいただきながら余裕をもって生きていくことができるのです。

私は3月にニューヨークに出かけます。そして、みんなの意識を高める手伝いをします。ただ生きているだけでは目覚めは起きません。究極のサマディを成したシッダーマスターは人を目覚めさせ、幸せにする力を得たのです。

私はシッダーマスターになりました。あなたとの出会いを楽しみにしています。

(次回は3月14日号掲載)

yogmataaikawakeiko〈筆者紹介〉
 ヨグマタ 相川圭子(あいかわ・けいこ)
世界初の女性ヒマラヤ大聖者。標高5000メートルを超えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる最終段階のサマディに到達し、究極の真理を悟る。世界平和と真理の証明のためにインド各地で計18回公開サマディを行い、その偉業はインド中の尊敬を集める。2016年6月より3回国連本部で平和のスピーチを行う。現在、世界各国で法話と瞑想秘法伝授を行っている。17年4月よりTBSラジオにて生き方を語る。

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