21日、NYで開催
全世界空手道選手権大会の前哨戦
国際空手道場連盟極真会館国際部長
五来克仁師範に見どころを聞く
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1200万人の道場生が所属する国際空手道連盟極真会館。その国際大会である「2014オールアメリカンオープン空手道選手権大会」が21日、ニューヨークのハンターカレッジ体育館で開催される。
本大会は4年に一度東京で開催される最高峰の全世界空手道選手権大会の前哨戦と位置づけられる無差別級のハイレベルな大会。北米をはじめ欧州、ロシアなど世界各地の王者や、強豪選手が出場。来年、その全世界空手道選手権大会が開催されるため、今年は例年以上に熱い戦いになる。
昨年の本大会ではザハリ・ダミヤノフ選手(ブルガリア)が優勝し、3連覇を達成。今年4連覇をかけて大会に挑む。数々の強豪選手が出場する中、開催国となる米国のニューヨーク道場から出場する3選手が意気込みを語ってくれた。また各選手について国際空手道連盟極真会館国際部長でニューヨーク道場の五来克仁師範にお話を伺った。
NY道場から米国代表選手が意気込み
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ダニエル・ミリチェビッチ選手 |
マレック・ムルス選手 |
ダネッサ・ロドリゲス選手 |
(米国、初段、194センチ、100キロ)
セルビア出身 |
(米国、初段、180センチ、88キロ)
ポーランド出身 |
(米国、7級、155センチ、63キロ) |
グッドスピリットと強いパンチを武器に
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ことしはトップ8に食い込めるように
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いつもの調子でベストを尽くしたい
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今回が4回目の出場になります。昨年は6位だったので、ことしはもちろん優勝を狙って行きたいです。試合に時間をかけすぎずに、短期戦で体力を持続させていくことが今回の大きな目標です。健康状態もコンディションも良好なので、自分のスタイル、グッドスピリットと強いパンチを武器に戦うのみです。 |
空手歴は15年になりますが。昨年は久しぶりの大きな大会への出場で思うような結果が出ませんでした。誰と戦うことになるかはわかりませんが、ことしはトップ8に食い込めるように戦いたいと思います。将来、選手としても指導者としても活動したいので、試合では良い結果を出したいです。 |
空手は7年ほどやっていますが、今回が初めてのオールアメリカンへの出場になるので、ちょっとだけ不安もありますが、自信はあります! 最初に相手にパンチをした瞬間、自分の中で戦闘モードにスイッチが入るのが分かります。そのスイッチを強みに、今はコンディションもとても良いので、いつもの調子でベストを尽くしたいです。そして楽しみたいです。 |
五来師範のコメント |
今年、LAで行われた全米体重別空手選手権でスーパーヘビー級同大会3連覇を達成、他の大会でも経験を積みレベルアップしています。大きな体でスタミナに不安もありましたが、今年は精力的に体力作りにも励んでパワーアップし、スタミナ不足は克服してきています。前回よりも上を目指しベスト4以上に入ってほしいと期待しています。 |
来年行われる4年に一度東京で開催される最高峰の全世界空手道選手権大会を、最後の舞台に設定し選手生命をかけて戦うベテランです。今大会はその前哨戦ともいえる大会なので、これまでの稽古の集大成を見せてくれると期待しています。 |
今年1月、全米体重別空手選手権で初めてメジャーな大会に挑戦し、2位という結果を残しました。今回はメジャー大会2回目ということで、その経験を生かして上位を狙っていると思います。稽古熱心な彼女は、気持ちが強く打たれ強い、その長所を生かして頑張ってほしいです。 |
(「WEEKLY Biz」2014年6月14日号掲載)
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