「性認識に合わせたトイレ」を使えるよう行政命令

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トランスジェンダーをサポート

Bathroom

ニューヨークのビル・デブラシオ市長は7日、トランスジェンダーが、自身の希望する性別で市営トイレと市営ロッカールームを利用できるようにする画期的な行政命令に署名した。

2002年に市では人権法案の改定を行いトランスジェンダーの性認識擁護されるよう定めており、同法案内では1000を超える「性別ごとに利用が分かれる」施設をその対象として明記している。

デブラシオ市長が署名

今回、重ねて行政命令を出した理由について、デブラシオ市長は、「方針を定めることも大事だが、確実に運用されるよう措置を取ることも重要」と述べた。市長はまた、差別を感じた方は311へ電話して相談してほしいと促した。市の公式発表によると、トランスジェンダーと性別がはっきり定まらない人々を合わせると、およそ2万5000人ほどが市内に居住している。

トランスジェンダーとは性同一性障害の一つ。心と体の性が一致しないが、外科的手術は望まない人のこと。

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