スマートフォン用アプリのオリジナルショップ
日本を含むアジア諸国で絶大の人気を誇るスマートフォン用アプリ「LINE(ライン)」のオリジナルショップ「LINE FRIENDS」のタイムズスクエア店(1515 Broadway、45丁目角)が話題だ。
緑色のネオンの看板が一際目をひく店の中に入ると、人気キャラクター、クマのブラウンの大きなぬいぐるみが出迎えてくれる。430平方メートルの店内にはウサギのコニーや金髪のジェームズなどのキャラクターと写真が撮れるフォトスポットもあり、買い物だけでなく楽しめる空間になっている。土産にぴったりなニューヨークならでのデザインがされたタンブラーやマウスパッド、ステッカーにぬいぐるみなども販売されている。
8月1日からのオープンから約1カ月、「LINE」の浸透率がまだ低い北米圏での営業にもかかわらず、ニューヨーカーをはじめ観光客が連日、店に押し寄せている。
台湾から観光に来たという若い女性のグループは「LINEは常に利用しているが、こういったお店に入るのは初めて」と大興奮。慣れ親しんでいる韓国人観光客も、「お土産としてニューヨークならではのグッズを購入したい」と張り切った様子で語った。
米国人女性の2人は、LINE自体を知らなかったが、「通りすがりにこの店を見つけた。キャラクターがとても可愛い」と写真を撮りながら店内を見て回っていた。
キャラクターの顔を型どったソフトクッション(25ドル)やiPhone(アイフォーン)ケース(24~32ドル)の売り行きが上々で、特に人気なのが、恐竜をモチーフにしたブラウンのグッズとのこと。ほかにも、米国らしさのある赤と青を基調としたマグカップやタンブラー、Tシャツなども販売している。
世界5カ国で展開しているラインショップの詳細はwww.linefriends.com/?
(2017年8月26日号掲載)