「NY女性の集い」総会に90人強参加

0

国連特命全権大使夫妻を迎えて

インターンルポ

1

「ニューヨーク女性の集い」総会パーティが12月18日、チェルシーにある「Caelum Gallery」にて開催されました。
同会発起人キヨコ・ホルバートさんの挨拶後、特別ゲスト、吉川元偉国連特命全権大使が乾杯の音頭をとり、会がスタート。コリーン大使夫人らからは、長年にわたる海外生活でどのように仕事や子育てをしていったのか語られ、参加者は興味深く聞きいっていました。その後、ソプラノ歌手の宗田舞子さんが美しい歌声で会場を盛り上げ、料理研究家の女性らが作った美味しい料理とお酒を楽しみながら会員同士が交流を深めました。
1人30秒で参加者全員が行う自己紹介タイムは、さすがニューヨークの女性たち!みな個性的で楽しいスピーチが続きました。ほとんどの方が初対面同士にも関わらずすぐに打ち解け、パーティは大盛況に終わりました。

この「ニューヨーク女性の集い」は発起人キヨコ・ホルバートさんが2010年に立ち上げ、来年で6年目。どうしてこのコミュニティを立ち上げようと思ったのか、キヨコさんに経緯を伺ってみました。

1983年に知り合いもいない中ニューヨークに移り住み、カメラマンとして活動をはじめ、ウエディングのプロデュース事業を立ち上げ、仕事中心の生活を送ってきたというキヨコさん。そんな中、2008年にリーマンショックが起きたことで仕事が激減。ぽっかりと空いた時間の中で「今まで私は仕事ばかりしていて、あまりニューヨークを楽しんでいなかったのではないか。」と気づきます。

2

「人生長く生きていると、色んな悩みも出てくる。特に女性は結婚や子育てと仕事との両立、更年期障害など女性特有の問題に悩んだり迷ったりすることが多い。そんな時に、本音で話すことが出来る日本人の女友達がいるということは心強いこと。であれば、そんな場を作ってみよう!」と年齢や職業の異なる女性たちの交流会を立ち上げた所、今では会員500名を超えるコミュニティへと成長しました。
そして、「今まで20〜30人の少人数で集まる会を多く主催してきたけれど、会員のみなさんに会ってみたい」と思いたち、今回初めて90名という大人数で集まる総会パーティを企画するに至りました。

「やっと会員のみなさんにお会いすることができて、とても嬉しい!」とキヨコさん。「それにしても、ニューヨークに住む日本人女性達はそれぞれの才能や個性を生かして活躍されている人が多いですね。例えば、女性起業家、各分野のプロフェッショナル、アーティストなどなど、色んな分野で成功されていたりとすごいパワーのある女性達で驚くばかりです。最近日本では、就職難だったりして若者の元気がないと聞きますが、この「ニューヨーク女性の集い」の活動を通じて、日本に住む女性達へもいい刺激になったら嬉しいです。」と語られました。

16年は勉強会やお楽しみ会など、「ニューヨーク女性の集い」の活動を今まで以上に活発に行うとのこと、楽しみです。

Share.