約８万5000カ所のパーキング・メーター設置所全てに適用
ニューヨークのビル・デブラシオ市長は４日、年内には、市内で駐車料金を携帯電話のアプリで支払えるようになる計画を発表した。
市長によるこの計画では、ドライバーは携帯電話などにアプリをダウンロードし、クレジットカード番号と、車のナンバーを登録。パーキング・メーターを利用する時には、アプリにメーター固有の番号を入力し、クレジットカードで支払う。
アプリ導入後もこれまでと同じ硬貨での支払いやクレジットカード払い、パーキングカードでの支払いも可能。この計画は既にブロンクスのベルモント地区にある312カ所の駐車場で実験的に開始されており、年内には市内５地区の１万3700台のメーターと約８万5000カ所のパーキング・メーター設置所全てに適用される予定だという。
市長は、「駐車場でも21世紀的なアップグレードが実施できることになった。より快適に利用できるようになるだろう」と話した。
