市議会で条例案可決
4月7日、着ぐるみキャラクターやヌーディストによるタイムズ・スクエア地区での金銭の要求やパフォーマンスを規制しようとする動きに、進展があった。
ニューヨーク市議会が、歩行者のための歩行スペースをふさぐことを禁止する条例を42対1の圧倒的賛成多数で可決した。新しい条例の下では、ニューヨーク市交通局(DOT)が新たに区画を設定。10フィート×15フィート(3メートル×4・6メートル)の面積のパフォーマンス許可エリアを8エリア設定し、着ぐるみキャラクターやチケット販売員などはそのエリア内でのみ活動を許可されることとなり、この区画と別で設定される「歩行用エリア」の中での活動は禁止となる。
これにより金銭を要求するヌーディストの活動は一定エリア内に封じ込められることになるが、「トップレスで歩行すること」は規制対象になっておらず、写真撮影の強要・金銭の要求などの商業活動を行わない限りトップレスで歩行者エリアを歩行することは禁止されないという。
DOTは地区分けの決定は今年の初夏までには行いたいとしている。