1泊725ドル、最大20人宿泊OK
ニューヨーク、クイーンズ地区の高級住宅地ジャマイカ・エステーツ(Jamaica Estates)にあるトランプ大統領の生家が、大手民泊サイト「Airbnb」で貸し出されている=写真はウェブサイトから。宿泊料は1泊725ドルで、寝室は五つあり、最大20人が宿泊できる。このチューダー様式の2階建て一軒家は父フレッド氏が建てたもので、トランプ氏が4歳までの幼少期を過ごした。
邸宅内はキッチンや家具などトランプ氏が住んでいた当時のままのものも多く残されているほか、リビングルームにはトランプ氏の等身大パネルもあるという。Airbnbのサイトでは「現職大統領の家に滞在するユニークで特別な機会です」とうたっている。また、民泊提供している所有者はホワイトハウスやトランプ大統領、トランプ関連組織との関係はないとしている。
同邸宅は、大統領選後の昨年12月に不動産投資家により139万ドルで購入された後、今年1月に競売にかけられ、3月に購入額の54%を上回る214万ドルで落札された。昨年9月、大統領選の候補だったトランプ氏はNBCの人気トーク番組「The Tonight Show」に出演しており、家が売りに出されていることを「悲しい」とし「私が自分で買いたい」とも語っていた。
(2017年8月12日号掲載)