「遺灰はバリ島で散布して」
ビッド・ボウイさんの死去はニューヨークの地元各紙でも１面で取り上げ、その死を悼んだ
１月10日に69歳で死去した英ロック歌手デビッド・ボウイさんが、総額１億ドル（約121億円）とみられる遺産を妻のイマンさんと２人の子供たちに残したことが、29日、マンハッタンにある遺言検認裁判所に提出されたボウイさんの遺言によって分かった。
報道などによると、ボウイさんは2004年に遺言状を作成。ニューヨーク・ソーホーにある自宅含め、遺産の50％に当たる5000万ドル（約60億円）は妻・イマンさんが、残りの50％は、夫妻の娘・アレキサンドリアさんと前妻との息子・ダンカンさんが半分ずつ相続するという。さらに、パーソナルアシスタントに200万ドル（約２億4000万円）、子供の乳母に100万ドル（約１億2000万円）が支払われるという。
また、この遺言状でボウイさんは、遺灰を「仏教の儀式に則ってバリ島で散布してほしい」と求めている。
