マンハッタンは24位
円高で東京が首位
人材コンサルティング会社ECAインターナショナルが12月14日発表した2016年の外国人駐在員生活費番付によると、東京が円高により、12年以来のトップ(昨年12位)となり、上位10位以内には日本から5位の横浜(同27位)、7位の名古屋(28位)、9位の大阪(36位)が入った。マンハッタンは24位で、トップ20に入っていなかったもの、米国内では1位となった。
物価が高いとの認識があるニューヨークだが、他都市の物価が更に高くなったことで、今回の調べでは前回よりも9ランク下がる形となった。米国内のほかの都市で上位は順に、ホノルル(29位)、ロサンゼルス(48位)、サンフランシスコ(50位)が入った。
調査は今年9月、世界450以上の都市を対象に実施。日用品やサービスの価格を基にランクづけした。住居費や光熱費、自動車購入費、学費など通常給与以外の手当として支給される費用は含まれない。
(2017年1月1日号掲載)