大川氏「これからも安全で快適な空の旅を提供」
日本航空(JAL)のニューヨーク―東京線就航50周年記念セレモニーが12日、ジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港の日航出国ゲートで行われた。就航当初や直行便開設当時など歴代の制服を着た客室乗務員(CA)が参加し、乗客や関係者からの写真撮影に応じた。
1966年の同日、ニューヨーク―東京線が運航を開始して50年。代表取締役専務執行役員の大川順子氏は「こうして飛び続けられたのも、皆さまからの支援のおかげ。このニューヨーク線は新しいサービスや機材を一番に導入する路線。これからも新しいことに挑戦しながら、安全で快適な空の旅を提供していく」と感謝の気持ちを述べつつ、今後への意気込みを語った。
セレモニーでは、各界からの祝辞や感謝のメッセージが伝えられ、日本文化の紹介として和太鼓の演奏が披露された。
同日、日本へ向けて出発する便の搭乗客には、50周年の記念ロゴマークが入ったトートバッグが手渡されるなど、記念ムード漂う搭乗となった。
日航米州地区支配人兼ニューヨーク支店長の木村啓氏は、「日本航空は(2020年の)東京オリンピックのスペシャルスポンサーになっています。2020年に向けて新しいサービスをどんどん開拓してきたい。日本人のお客さまはもちろん、外国人のお客さまにももっと日本航空を知ってもらい、日本にも行ってもらう。グローバルエアラインのナンバーワンになりたい」と抱負を語った。
(2016年11月19日号掲載)