NYで12人の日本の高校生が自らの経験をスピーチ
現役高校生を対象に、革新的な教育を展開する大学受験予備校、早稲田塾が3月29日、ニューヨークのクーパーユニオンで日米交流イベント「ジャパン・コネクト」を開催。同塾に通う高校生12人が日本の高校生活や日本の未来をテーマに、英語のスピーチを行った。
同イベントは、Asian Culture Council(ACC/ロックフェラー財団傘下の国際文化交流支援団体)と共催で、今の高校生が感じている日本の姿や自身の体験を自らの日常の視点で語ることを目的に実施。米タイム社協力の下行われた英文スピーチ大会「タイム・カップ」での優勝者と入賞者が出場し、多くの観客を前にした大舞台で物怖じすることなく、立派なスピーチを繰り広げた。
早稲田塾を運営する株式会社サマデイの相川秀希代表取締役社長は「世界を舞台に自分たちの経験を発信できる大変貴重な機会。この経験は今後の大学入試や人生を切り開くためのポートフォリオとなるでしょう。今回の経験、そして同校が行う他の革新的なカリキュラムから多くを学び、日本を背負っていく人間になってほしい」とエールを送った。
イベント後半には、バイオリニストのチャド・キャノン氏、ピアニストのシーイー・ファンさんら世界的音楽家による演奏会も実施。終了後のレセプションでは、出場者や参加者らに日本食などが振る舞われ、交流を深めた。
(「WEEKLY Biz」2013年4月13日号掲載)