小売店30社が同意
エリック・シュナイダーマン・ニューヨーク州検事総長は12月15日、インターネット上の小売店30社が本物そっくりの精巧な銃のレプリカの販売停止に同意したと発表した。
今回同意したこれらの小売店は、流通大手米アマゾンの「マーケットプレイス」と呼ばれる機能を使い、これまで銃のレプリカをニューヨーク州にも販売していたという。
同州ではレプリカ銃など武器型玩具の販売を制限しており販売すれば違法となるが、2014年12月に開始された取り調べによれば、これまでに6400以上のレプリカ銃が州内各地に向けて販売されていた。
声明の中で検事総長は「レプリカと本物が取り違えられるようなことがあれば、大事故につながる。州では今後もこの法律を順守し、子供や、法を遂行する公務員を事故から守っていく」と述べた。
同州では、おもちゃの銃やレプリカの銃には全てオレンジのストライプとオレンジのキャップを付けることが義務付けられている。ニューヨーク市の法律はより厳しく、白・明るい色・もしくは透明のプラスチック製であることが義務付けられ、社名か会社ロゴをしっかり見える形で付ける必要がある。