パートナーシップを締結
東京都とニューヨーク市観光局が「東京都&ニューヨーク市 相互観光PRパートナーシップ」を締結。10日、東京都庁第一本庁舎でメディア発表会を実施した。
東京都とニューヨーク市が相互に観光PRを行う取り組みは、今回が初めて。有数の観光市場であり、かつ、トレンド発信地として有力な二つの都市が、双方の都市からより多くの旅行者を獲得していくために、互いの情報をそれぞれの都市で発信し、それぞれの都市に住む人はもちろん、その都市を訪れた人に対しても両都市の魅力を広く効果的に訴求し、双方の旅行者拡大を目指す。
当日は、小池百合子都知事とニューヨーク市観光局のプレジデント兼CEOフレッド・ディクソン氏らが出席し、パネルディスカッションが行われた。
小池都知事は、今回のパートナーシップでの目的や取り組みについて「このパートナーシップを皮切りに、多くの米国の皆さまに東京にお越しいただきたいと思います」とあいさつ。ディクソン氏は「東京はニューヨーク市と同じで、『Old meets New』を体現した街です。観光事業において、両都市が持つ魅力と文化を掛け合わせることで、より、成果を上げられると思います」と、今回のパートナーシップへの期待を語った。
今回の締結を記念しそれぞれの都市の同日の夜に、両都市のランドマークである東京タワーは、ニューヨーク市旗を構成する3色(オレンジ、白、青)に、エンパイア・ステート・ビルは、東京都の新アイコン「Tokyo Tokyo Old meets New」のシンボルカラーであるブルーにそれぞれライトアップされた。
(2017年11月18日号掲載)