東京―北米線でコンラッドNY監修特別メニュー提供
2015年からコラボレーションサービスを展開してきた全日本空輸(ANA)とホテル大手の米ヒルトン・ワールドワイドは、第2弾として1日からヒルトン・ワールドワイドのスマート・ラグジュアリー・ホテルブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」と提携した新たなサービスを開始することを発表した。
同サービスでは、ニューヨークのバッテリーパークの中心に位置するホテル「コンラッド・ニューヨーク」内のダイニング「アトリオ」のエグゼクティブシェフ、アントニオ・カルドーゾ氏監修の特別メニューが、5月までは東京(羽田・成田)発北米行き昼間便のビジネスクラスで、6月から8月まではニューヨーク発成田便で提供される予定だ。
NYで記念イベント
7日に開催された関係者向けのイベントでは、同メニューの一部が振る舞われたほか、和太鼓の演奏、航空券の抽選会なども行われた。浜離宮恩賜庭園(東京都中央区)をイメージしたという会場には本物の桜が飾られ、幻想的かつ日本らしい演出に、参加者たちからは「美しい」「感動的だ」との声が上がっていた。
功刀秀記・ANA米州総支配人は、「この特別メニューは、より一層高まりつつあるお客さまの期待に対する最大の努力の結果で、ヒルトン・ワールドワイドとANAにとってのおもてなしの心、インスピレーションを表現している」と述べた。
(2016年3月19日号掲載)