ワンランク上の洗練されたサービスが充実
日本航空(JAL)では羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港で国際線ラウンジサービスを提供している。搭乗前にくつろぎのひとときを過ごせるラウンジを成田国際空港で本紙編集部員が体験。その魅力を紹介する。
「ファーストクラスラウンジ」、「サクララウンジ」
成田空港第2ターミナル内で本紙編集部員が体験
成田国際空港では第2ターミナル内に「ファーストクラスラウンジ」と「サクララウンジ」の2種類のラウンジがある。「ファーストクラスラウンジ」では、職人による握り寿司(ずし)をはじめとする豪華なダイニングメニューや、英国のプレミアム・シュー(靴)ブランド「ジョン・ロブ」とのコラボレーションによるシューポリッシュ(靴磨き)提供などワンランク上の洗練されたサービスが受けられ、シャワールーム、マッサージチェア、無料Wi―Fi(ワイファイ)などのビジネス機能も提供する。昨年3月末にダイニングスペースをリニューアルオープンしたことで話題となったのが「サクララウンジ」。こちらでも、「ファーストクラスラウンジ」のように多機能なサービスを享受できるが、利用条件が「ファーストクラスラウンジ」に比べ、JALプレミアムエコノミークラスで事前に予約・搭乗の場合も利用できるなど、広めに設けられていることがうれしい。
日本最大の広さを誇る「サクララウンジ」
開放的なラグジュアリー空間で出発までの時間をゆったりと
日本最大の広さを誇る「サクララウンジ」は成田空港第2ターミナルの本館3階、出国審査終了後、すぐ目の前に位置する。受け付けを済ませ、見事な桜の壁紙に見とれながらエスカレーターを降りると、そこがリラックスタイムの始まり。窓の外に見えるJALの機体を眺めながら、軽食や飲み物を楽しめる2階フロアと、しっかりお食事をいただける3階フロアに分かれ、機能的でありながら、ゆったり落ち着ける空間だ。2階奥にはビジネスセンターがあり、ファーストクラスラウンジと同様に、ホテル仕様のシャワールームや、マッサージチェア、仮眠室も完備。キッズルームも備え、家族連れでも安心して利用できる。
和・洋・中幅広いダイニングメニュー
人気の特製ビーフカレーや人気ブランドとのコラボも
同社ラウンジの利用者から高い評価を受けているのが、その幅広いダイニングメニュー。朝食・昼食・夕食それぞれの時間に合わせ、パスタやスープなどの洋食、シューマイやギョーザなどの中華、手まり寿司やうどんなどの和食まで、さまざまなメニューを一流レストラン並みのクオリティーで提供する。同社ラウンジでしか食べられないメニューとして人気のJAL特製ビーフカレーは、ラウンジ営業時間終日にわたっていただけるのがうれしい。「メゾンカイザー」のパン各種や、「Soup Stock TOKYO」のスープ、「キル・フェ・ボン」のクッキーなど、人気ブランドのコラボレーション・メニューも楽しめる。
利用資格など詳細は同社ウェブ参照
JALだからこそ楽しめる同社ラウンジでのぜいたくな時間。ビジネスだけでなく、家族旅行での利用もお勧めだ。。ラウンジの利用資格は、JALマイレージバンク(JMB)会員ステータスや当日搭乗する航空券の搭乗クラスにより異なる。詳細はJALウェブサイト(www.jal.co.jp/inter/service/lounge/nrt/)で確認したい。
■NYのJFK国際空港にも会員用ラウンジ■
JMB会員ステータスや搭乗クラスによっては、ニューヨークのジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港ターミナル1にある「AIR FRANCE Lounge」も利用できる。ニューヨーク市内が見渡せるここでは出発時間に合わせた食事だけでなく、フランス産のシャンペンやワインも楽しめ、ビジネスルームやシャワー室も完備している。詳細は以下のサイトで確認を。www.jal.co.jp/inter/service/lounge/jfk/
(2017年10月14日号掲載)