17の地下鉄駅、37のバス停などと接続予定
ニューヨークのビル・デブラシオ市長は2月、ブルックリンとクイーンズの西岸を縦断する路面電車型の新たな交通機関を設置する予定で、250億ドルの予算を確保したことを明らかにした。
計画によれば17マイルに及ぶこの新たな交通機関の通過ルートは17の地下鉄駅、37のバス停留所、ロング・アイランド・レールロード線の6駅、六つのフェリー乗り場、116のシティバイク設置所と接続する予定で、時速12マイルでの運転となる。
この新たな交通機関がつなぐエリアはアストリアからサンセットパークまでで、途中にはロングアイランドシティ、グリーンポイント、ダンボ、レッドフックなどの、住居地区としてもオフィス地区としても開発が注目されているエリアが数多く含まれている。
この計画が実現に向けさらに先へと進んだ場合でも、着工は2019年以降となる予定で、運行開始は24年以降になるのではないかと見られている。