NYで海外ファンも堪能
日本を代表するアイドルグループ「モーニング娘。’14(ワンフォー)」が5日、初の米国単独公演をニューヨーク、タイムズスクエアにあるベストバイシアターで行った。
開場前には、約200メートルもの長蛇の列ができ、客席の最前列を確保しようと、現地に公演当日の午前1時に一番乗りしたファンの姿もあった。ニューヨーク近郊のみならず、カナダやハワイ、南米から来たというファンも多く、モー娘。の海外での注目度の高さがうかがえた。
ライブ直前、「モームス! モームス」や「オイ! オイ!」とのコールが発生。「Here we go !」の呼び込みでメンバーがステージに登場すると、会場のボルテージは最高潮に達した。
2000人のファンを前に、人気の高いシングルナンバー「One・Two・Three(Updated)」「Help me!!」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」を続けて披露。観客はメンバーの歌に合わせて、大きな掛け声で返すなど、1曲目からメンバーと観客との一体感が会場を埋め尽くした。
メンバーは、今回の公演のために必死で練習した英語を披露。たどたどしいながらも、一生懸命なメンバーの姿に温かい声援を送られた。存在感のあるパフォーマンスを繰り広げ、新曲「TIKI BUN」や「LOVEマシーン」など20曲を披露し、初のニューヨーク公演を成功させた。
立ち位置を目まぐるしく変えながら一糸乱れぬモーニング娘。’14の「フォーメーションダンス」は、動画サイトなどを通じ、世界に広まった。こうして国境を超えて知名度が上がったモー娘。には、海外にも心待ちにしていたファンが多く、日本人よりも外国人の姿が目立った。
ニューヨーク公演は、9月に発表された新メンバー4人を除いた10人が出演。リーダーの道重さゆみさん以外の現メンバーにとって海外での公演は初めてとなった。
本紙次号(10月18日号)で単独インタビュー掲載予定。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年10月11日号掲載)
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モー娘。NYコンサート行ってきました(^^;)