中華風味付けの逸品や
心も体も温まるヌードルに舌鼓
限定スペシャル・セットメニュー 49ドル
サンクスギビングデーのみ提供される限定スペシャル・セットメニュー（手前左から時計回りに）「Soymilk Dan Dan Sorba」、「ヒーヒーアーヒー・ターキー」、「シーチュアン・サラダ」
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 脇屋シェフと青木恵子氏 |
マンハッタンのレストラン激戦区、フラットアイロン地区に９月グランドオープンしたモダンチャイニーズレストラン「ＫＯＡ（コア）」。ヌードルを中心に据えたメニュー展開で、日本の中国料理界をリードする「料理の鉄人」脇屋友詞シェフ（「Ｗａｋｉｙａ―笑美茶樓」オーナーシェフ）による本格中華料理が気軽に味わえること、また「ベニハナ・オブ・トウキョウ」最高経営責任者（ＣＥＯ）の青木恵子氏とのコラボレーションであることから、オープン当初より注目を集めてきた。そのＫＯＡでこの秋、27日のサンクスギビングデー（感謝祭）にだけ味わうことができる限定スペシャル・セットメニューを発表した。当日は脇屋シェフが自らキッチンに立ち、腕をふるう。
セットメニューに含まれるのは３品。旬の野菜を美しく盛り付け、カリッとフライしたワンタンをトップに飾った「シーチュアン・サラダ（英語名：Sichuan Salad）」。ごまと山椒（さんしょう）の効いたソースと共にいただく。新鮮な旬野菜と深い味付けのソースが抜群のコンビネーションだ。
続いてテーブルに運ばれるのは、目にした瞬間、歓声が上がりそうな豪華な１皿「ヒーヒーアーヒー・ターキー（英語名：Hehe-A-He Turkey）」。ゴージャスな盛り付けの中に潜んでいるのは、薄衣で揚げ、２種類の赤唐辛子と山椒を使って味付けしたズッキーニやカボチャなどの野菜とターキー。ピリットした辛さの中に、懐かしさもある中華風味付けの逸品で、唐辛子の山をかき分けてターキーを探すのも楽しい。お好みでチリソースを添えて、辛みを追加することもできる。
 装飾も豪華な広々とした店内 |
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最後にいただくのが、ＫＯＡの一押しのシメであるヌードルＳＯＲＢＡシリーズより「Soymilk Dan Dan Sorba」（オプションでグルテンフリーのこんにゃく麺に変更可能）。スープには日本より直送した豆乳を使用する。味わい深い牛ひき肉が、細かく刻んだシャキシャキのレタスとネギの上に盛りつけられ、野菜の歯ごたえも楽しめる。スパイシーに味付けられた牛肉とまろやかな豆乳スープを箸で混ぜつついただくと、スパイシーなのにほっとするという、コースのしめくくりにふさわしい、心も体も温まる一品だ。
セットメニューは49ドル（一人当たり）。しそや焼酎など日本らしい材料を使ったカクテルなども、合わせて楽しみたい。
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同店ではパーティー予約も受け付けており、少人数から最大で50人まで対応可能。サンクスギビングデー・セットメニューと組み合わせたメニュー以外にも、パーティーの人数・目的に合わせて料理のカスタマイズが可能。クリスマスにも特別セットメニューが用意される予定。
〈情報〉モダンチャイニーズレストラン「ＫＯＡ」
【住所】12 W 21st St, bet 5th Ave & 6th Ave, NYC
【電話】212-388-5736
【予約】RSVP@koanyc.com、212-388-5736
【営業】 月〜金、土はディナーのみ（日曜休み）
〈ランチ〉正午〜３時
〈ディナー〉午後５時〜午後10時半
〈ハッピーアワー（バー内）〉午後５時〜７時、午後９時半〜11時
【ウェブ】www.koanyc.com
★サンクスギビングデーのみ★
ディナーは午後４時から。限定スペシャル・セットメニューは要予約
（「WEEKLY Biz」（ニューヨーク）2014年11月22日号掲載）
