日本人にも合う〝抹茶チョコ〟が人気
美しいデザインと上品な味わいで、日本でも人気のショコラティエ「マリベル・ニューヨーク」が、バレンタイン期間限定のチョコレートの販売を開始した。
ソーホーのブティックに足を踏み入れると、スカイブルーを基調にデザインされた店内に「食べられるアート」とも呼ばれるほど愛らしいチョコレートと美しいパッケージがずらりと並ぶ。バレンタインに合わせて毎年販売されるチョコレートは全部で9種類。絵画のように専用ボックスに配置された9個入り(28ドル)、16個入り(45ドル)、25個入り(66ドル)のほか、一つずつセレクトしながら購入することもできる。
日本にも四つの支店があり、つながりも深い。日本の料理、デザイン、包装などの美しさと、美を愛する心を尊敬しているというマネジャーのローディ・ベイドさんは「当店で根強い人気を誇るラインアップの一つが、実は抹茶を使ったチョコレートです」と話す。日本から直輸入される上質な抹茶の味わいはニューヨーク在住の日本人も太鼓判を押すほど。
「それを米国で心を込めてチョコレートに加工し、また日本に送るのです。日本の皆さんは、私たちの細かい工夫やデザインに気付き、喜んでくださるので本当にうれしいです」
抹茶トリュフ(20ドルと32ドルのボックスの2種類)、抹茶板チョコ(6ドル)、併設されたカフェで楽しめる抹茶とホワイトチョコレートのスムージー(7ドル)、いずれも甘さ控えめで、日本人の口にも合う人気商品だ。
今月末には、ブルックリンに新しい店舗「カカオ・マーケット」が誕生する予定。カカオ・マーケット・ブランドの商品が購入できるほか、工場見学などの体験メニューも設けるという。
MarieBelle New York
【住所】484 Broome St(bet Wooster St & West Broadway), NYC
【営業時間】月―木:午前11時~午後7時、金―日:午前11時~午後8時
【電話】212-925-6999
【ウェブ】www.mariebelle.com
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年2月7日号掲載)