〈Topic〉インターナショナルレストラン フードサービスショー in NEW YORK

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550社出店、1万7500人が参加
「SHOKOKAI JAPAN」も設置

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多くの来場者でにぎわうジャパン・パビリオン=9日、ニューヨーク(撮影:井上)

8日からの3日間、ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツセンターで食品・飲料専門展示会「インターナショナルレストラン&フードサービスショー in NEW YORK」が開催された。同展示会には、36カ国の海外出店を含め、550社以上が出店、8000以上の食品・飲料(主に各種加工食品、乳製品、菓子類)が紹介された。3日間で1万7500人が来場。
活気あふれる会場の一角には全国商工会連合会の支援による「SHOKOKAI JAPAN」も設置され、日系企業30社がブースを出店。米国進出を狙う日本各地の企業が軒を連ね、プロモーション活動を行った。
石川県輪島の特産品である柚餅子(ゆべし)の老舗「柚餅子総本家 中浦屋」の代表・中浦政克さんは今回の出店について「アメリカでユズのおいしさをもっと知ってもらいたい。レストランなどで広く使用できるということをPRしたい」とレシピの配布や試食などを行った。

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利用しやすいパック詰めにされた「シュレディッド・ユズ・ピール」(左)と「ユズ・ベース」=同

ほかにも発券機や両替機などを扱うグローリー(本社・兵庫県姫路市)や、商工会からの出店では瀬戸内の杜仲葉だけにこだわったノンカフェインの因島杜仲茶を扱うセカンドグリッド(本社・広島県尾道市)、島根や鳥取の特産品と海産物や銘菓を扱う中浦食品(本社・島根県松江市)、茶やのり、急須を扱うお茶の田村(本社・埼玉県蓮田市)なども参加。
既に米国市場で幅広く展開する伊藤園や、日清、OZEKI SAKE、CHOYA、キッコーマンなども独自のブースで宣伝合戦に力を入れた。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年3月21日号掲載)

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