大阪桐蔭高校吹奏楽部も日本から参加し、盛り上げる
マンハッタンで17日、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日を祝う「セント・パトリックス・デー(St. Patrick’s Day)」のパレードが行われ、街はアイルランドのナショナルカラーである緑色の衣装を身にまとった市民らでにぎわった。パレードではアイルランド系移民の団体らがバグパイプの演奏などと共に5番街の44丁目から79丁目まで行進した。
今年は日本から大阪桐蔭高校の吹奏楽部もパレードに参加し、沿道に集まった約200万人以上の観客を盛り上げた。
市長、今年も参加見送る
また、同パレードは同性愛者団体の参加を認めていなかったため、昨年はスポンサーが撤退するなどしたが、今年は参加が認められたため、ビール会社「ハイネケン」がスポンサーとして戻ってきた。しかし1団体しか認められていないことから、デブラシオ・ニューヨーク市長は昨年に続き、参加を見送った。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年3月21日号掲載)