第1回「テキサスナイト ㏌ NYC」“テキサス親父”「みんなが団結していこう」
「日本、米国における反日活動の現状。日本人として何が出来るのか?」議題にパネルディスカッション
ニューヨーク市内で9日、ニューヨーク正論の会(代表:鈴木規正氏)、正しい歴史認識を訴える会、日本まほろば支援局、論破プロジェクト、ハッピーサイエンスは、日本を応援するニューヨーク日本人の集まりとして「テキサスナイト ㏌ NYC」を開催した。
イベント2日前に、抗議デモが行われるとの連絡が入り、決定していた開催会場側からキャンセルの連絡が入り、急きょ会場をミッドタウンのイタリアンレストランに変更となったが、当日は立ち見も含め約80人が参加した。
イベントでは「日本、米国における反日活動の現状。日本人として何が出来るのか?」を議題にパネルディスカッションなどが行われ、その中で明星大学教育学部の高橋史朗教授は資料を配付し、米国の公立高校で使われているマグロウヒル社の教科書に慰安婦関連で誤った記述があることを解説。また、グレンデール市に慰安婦像の設置後、日系人に対していじめや差別が広がっていることを懸念し、今後は実証的に英語でも発信していくことが急務であると話した。
また、“テキサス親父(おやじ)”として知られる評論家のトニー・マラーノ氏は「みんなが団結して、常にポジティブな気持ちで、この問題を先に進めていこう」と呼び掛け、日本国内外の日本人、日系人が団結していくことが大事だと強調した。
同会は今後も定期的に会合を開く予定。詳細・問い合わせはkrkys110@gmx.com(日本まほろば支援局)まで。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年3月21日号掲載)