日本からの高校生16人の
英語のスピーチに大きな拍手
イーストビレッジのクーパーユニオン大学グレートホールで3月27日、スピーチ大会「ジャパン・コネクト(Japan Connect)」(主催・早稲田塾)が開催された。「ジャパン・コネクト」はロックフェラー財団傘下の国際文化交流支援団体Asian Culture Council(ACC)との共催。自らの意見を発表する場を与えることで、日本の現役高校生に次世代を担う人材としてさらに飛躍してほしいという願いから始められたイベントで、ことしも日本から16人の早稲田塾生が、同大会に参加するためにニューヨークを訪問。滞在中は地元のSt. Ann’s高校や、コロンビア大学、タイム社、ミレニアムプロミス、クーパーユニオン、ACC、国連などの協力による特別プログラムにも参加し、最終イベントとしてこの大会に挑んだ。
高校生らは4チームに分かれ、日本の文化を紹介したり、「ニューヨークの人々は個性が強く自我が日本人よりもはっきりしていると感じた」など旅の感想を全て英語で披露。会場からは大きな拍手が送られた。
終了後のレセプションでは、ニューヨークでの気づきをシェアする参加者らの姿が見られた。参加した高校生の一人、金子慶太郎さん(高3)と佐々木茅乃さん(高2)はそれぞれ、「ニューヨークには思ったよりも数多くの人種が暮らしていること」と「街中でフレンドリーにあいさつをしてくれる人の多さ」に驚き、日々の小さな発見からも多くのことを学んだと振り返った。
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「リーダーシップ」「表現力」「総合的な学習力」重視し、現役高校生へ革新的な教育プログラムを提供する早稲田塾では、次世代リーダーの輩出を目指して予備校としては珍しいカリキュラムを設置。世界の第一線で活躍するスペシャリストと交流できるプログラムを通じ、塾生らは政治・経済・環境問題・海外支援・国際交流などについて学び、自らの意見を育んでいる。イベント内容や早稲田塾への問い合わせはEメール(amogm@wasedajuku.com)で。
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(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年4月4日号掲載)