久下香織子氏、受賞者らに激励メッセージ
ニューヨーク日系人会(JAA)は、今年で45回目となるJAA奨学金授与晩餐(さん)会を5月28日、市内ハーバードクラブで開催した。今回は、今秋大学へ進学する高校生13人に「第45回JAA奨学金」が、5人の大学院生に「第9回本庄奨学金」が授与された。
晩餐会はゲーリー森脇・JAA名誉会長の司会進行の下、岩原誠同副会長、スーザン大沼・同会長、髙橋礼一郎在ニューヨーク日本国総領事・大使の順にあいさつが続いた後、各受賞者への表彰が行われた。受賞者代表の佐藤根尭良(さとうね・たから)さんは、スピーチで感謝の辞と今後の精進を誓った。
また、キーノート・スピーカーとして迎えられたFCIの久下香織子キャスターは、祝辞を述べるとともに自らの人生経験を交えながら、遭遇する困難は人生の大きなチャンスが近づいている兆しであること、日米二つの全く違う文化を理解することは誇るべきことなど、将来へ向かう受賞者たちへ激励のメッセージを送った。
JAA奨学金制度は1971年に始まり、これまでに400人以上の学生が受賞し、ニューヨークのコミュニティーや世界で活躍している。同会長スーザン大沼氏は第3回受賞者。
【ウェブ】JAA:www.jaany.org
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年6月13日号掲載)