あらゆる手段で積極性を大学に訴えていくことが重要
日本人向けに米国の大学入学のアドバイスを行っているサトリ・カレッジ・プランニングによるセミナー「大学入学までのプロセス」が8日、ニューヨーク日系人会で開かれた。
日本とは異なり高校の成績やテストスコアだけでは志願者の合否が決まらない米国の大学受験。どのように進学準備を行うのかの情報収集がカギとなるが、この日は中学生から高校生の子供を持つ保護者が参加し、カレッジ・プランナーの伴里美さんが講師を務めた。セミナーでは大学準備のために知っておきたい用語の解説が行われたほか、学年別の進学準備の進め方やケーススタディーなども紹介された。
昨今米国の大学は合格率が下がっており、あらゆる手段で積極性を大学に訴えていくことが重要であることが強調された。また、大学進学適性試験(SAT)においてアジア人は白人に比べ、より高い点数を求められている厳しい現状には参加者らからは質問が飛び交い、伴さんの解説に熱心に耳を傾けた。
詳細はsatoricollegeplan.blog.fc2.comを参照。
(「WEEKLY Biz」2014年4月12日号掲載)