〈Topic〉BCネットワーク、NYで乳がんシンポ

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参加者ら「前向きな治療に」

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(左から)在ニューヨーク総領事・大使夫人、参加者、草賀純男総領事・大使、BCネットワーク代表の山本眞基子氏(提供写真)

今回で7回目となる「BCネットワーク乳がんシンポジウム@ニューヨーク」が20日、在ニューヨーク日本国総領事・大使公邸で開催され、日米の著名乳腺専門医を講師に迎え、復活祭(イースター)にもかかわらず例年の参加者数を上回る85人が参加した。
ニューヨークからは,ニューヨーク大学のがんインステイチュートのフリヤ・シュナベル医師が、「遺伝子と乳がんそして、最新の乳がん治療」の講演、日本の横浜から招聘(しょうへい)された土井卓子医師は、「日本の乳がん早期発見と治療の現状」で日本における乳がんの現状を明解に語り、希望が持て現在のる治療法にも紹介した。
ニュージャージー州在住の中川智恵医師は、「正しく行っていますか、あなたの乳房自己触診」と題し、乳がん早期発見のための自己触診法の講演をした。参加者からは、「これからの前向きな治療に向かえる」「なぜ乳房の自己触診が必要なのかが理解できてマンマグラムを取る必要性を理解できました」などの声が聞かれた。会の最後は、司会のFCI|NYの久下香織子アナウンサーとじゃんけん大会をして、6人が寄付されたワイン、パールやフジテレビからのお楽しみ袋を手にした。
BCネットワークは、最新の乳がん治療法のイベントとインターネットによる情報発信や早期発見のための啓発活動を日米両国で開催している非営利団体。活動の詳細はbcnetwork.org参照。
(「WEEKLY Biz」2014年4月26日号掲載)

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