〈ルポ〉TOKU、NYライブ大盛況

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ジャズボーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー
Tommy Campbell’s TEA TrEE^Oとライブ

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ライブの模様=16日、ニューヨーク(撮影:申)

新潟県出身で日本唯一のジャズボーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤーのTOKUが16日、ニューヨークのグリニッチビレッチにあるWhyNot Jazz Roomでライブを行った。
2000年1月アルバム“Everything She Said”でデビューした以来、世界各国でライブを行ってきたTOKU。今回のライブではジャズグループ「Tommy Campbell’s TEA TrEE^O」とコラボレーション。彼らの演奏にTOKUの低音ボイスが交わり、絶妙なハーモニーを織り出した。
会場には日本人以外にも大勢の聴衆が集まり、ワインやチーズを片手に、ジャズの雰囲気に酔った様子だった。最新アルバム「ドリーム・ア・ドリーム」の収録曲を披露した後、司会者が冗談を交えながらTOKUを「東京からやってきた信じられないくらい素晴らしいアーティスト」と紹介し、会場は終始笑いながら楽しい雰囲気だった。
終盤には立ち見が出るほどの満席となっており、デビュー10周年の時に発売したスティービー・ワンダーのカバー曲などを披露すると聴衆は拍手喝采だった。大雨の中、ジャズの魅力をたっぷり味わえたライブとなった。(「WEEKLY Biz」2014年5月24日号掲載)

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