20種超える銘酒ずらり 日本から蔵元が参加
各国の国連外交官らに日本酒の良さを知ってもらおうと、国連日本代表部は11日、ニューヨークの国連大使公邸(吉川元偉国連大使)で「日本酒紹介レセプション」を開き、日本酒の魅力を訪れた約100人にアピールした。
日本吟醸酒協会と日本酒輸出協会の協力の下、13の蔵元が参加し、それぞれが2、3種持ち寄った自慢の銘酒を紹介した。招待客は、会場の入口でおちょこを受け取り、東日本と西日本の酒蔵に分かれた部屋をまわり、それぞれの酒を楽しんだ。酒一筋(利守酒造/岡山県赤磐市)、飛天山(天山酒造/佐賀県小城市)、奈良萬(夢心酒造/福島県喜多方市)、富久長(今田酒造/広島県東広島市)など全ての酒はニューヨークエリアでも購入可能。
吉川元偉大使は本紙の取材に、「日本酒は、ユネスコの無形文化遺産にもなった和食に欠かせないものだと思います。日本酒を通して日本への理解が広がることも期待していますし、ニューヨークには多くの日本食レストランがあるので、そういったところに足を運ぶ人が増えることを期待しています」と話した。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年6月21日号掲載)