イエロメンコ選手が初優勝
日本の小沼隆一選手、敢闘賞
極真空手トーナメント「オールアメリカンオープン2014」が21日、ニューヨークのハンターカレッジ体育館で開催され、オレクサンダー・イエロメンコ選手(ウクライナ)が初優勝を果たした。
第19回となる同大会は大会3連覇中のザハリ・ダミヤノフ選手(ブルガリア)をはじめ世界各国から強豪選手が出場するハイレベルな大会。来年に控えた世界大会を前にし、例年以上の盛り上がりと熱い闘いが繰り広げられた。
決勝の舞台に立ったのは、4連覇を目指すダミヤノフ選手と、先日行われたヨーロッパ体重別で軽重量級を制したイエロメンコ選手。実力者同士となった決勝は、互いに譲らぬ大接戦となり延長の末、判定でイエロメンコ選手に軍配が上がった。
女子では中量級をミリアム・ラマー選手が初優勝、各階級の優勝者で争われるYOKOZUNA戦でも勝利した。日本から出場した小沼隆一選手は軽量級ながらイエロメンコ選手に健闘。8位に終わったが、敢闘賞を受賞した。
次号(7月5日号)で詳細を掲載。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年6月28日号掲載)
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