日本から蔵元を招きイベント
本格会席料理「SUZUKI」
本格会席料理が味わえると定評のある「SUZUKI」(114 W 47St)で11日、日本から蔵元を招き、広島県と島根県の地酒とのペアリングイベントが行われた。
当日は、2県の名産食材を使った前菜、椀もの、お造りに「環日本海 純米吟醸 石見漁師酒」(日本海酒造)、酢の物と強肴(しいざかな)に「千福 純米大吟醸酒 蔵」(三宅本店)、焼き物、煮物などに「仁多米こしひかり 純米大吟醸」(奥出雲酒造)など、本格会席料理と地酒を225ドルで提供。常連客をはじめ、ニューヨークの酒市場の最前線にいる日本酒ディストリビューター、Wine of Japanの関係者など40人ほどが参加した。
「日本の文化のお酒と料理のコラボレーションイベントをしていって、日本食のすばらしさを広げていきたい」と話す、オーナーでありメンバーの鈴木雄太氏。今後も今回のようなイベントを随時行っていくという。
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「SUZUKI」は、会席・寿司(すし)・モダンなバーを持つレストラングループの一つで、今春、ロックフェラーセンターエリアにオープンした。伝統の寿司を振る舞う「皐(Satsuki)」と、充実の会席料理メニュー「鈴木(SUZUKI)」、古き良き時代のバーをイメージ「スリー・ピラーズ(THREE PILLARS)」の三つのコンセプトで“本物”の味を提供している。「SUZUKI」では先週からランチ(月―金 正午から午後3時)もスタートした。詳細はwww.suzukinyc.com参照。
(2017年7月22日号掲載)