ミッドタウンにオープン 「BO’DI:K」
本紙発行人体験ルポ(上)
星の数ほどあるダイエット方法。中には一世を風靡(ふうび)しながらもいつの間にか消えていったものも。結局、偏った方法よりも、基本的な知識を学んでしっかり自己管理できることが王道ということに気付く。しかし、その自己管理こそが、忙しい働く世代にとっては難しいのだ。
昨年11月にマンハッタン・ミッドタウンにオープンした「BO’DI:K(ボディーク)」では、一流のトレーナーがマンツーマンで、食事とトレーニングの両方から全面サポート。さらに2~3カ月で理想の体にしてくれるという。「上手な広告の謳(うた)い文句なのでは? 」と疑いたくなるだろうか。そんな読者のために、数々のダイエットを実践してきた本紙発行人・高橋克明が、実際に体験し、その効果を2回にわたり紙面公開する。
一流トレーナーがマンツーマン指導
スタジオの場所は便利なミッドタウン・イースト。まずはカウンセリング用紙に自分の情報や理想の体型などを記入した後、ディレクターの田辺さゆりさんから説明を受ける。スタッフは全員日本人のため、細かい希望も全て伝えることができるから安心。米国人が求める「筋骨隆々」よりも「細めで締まった体」が好みというニュアンスも完全に理解してくれる。
BO’DI:Kが目指すのはただ痩せるということではなく、一度痩せてからリバウンドしない体づくり。そして、ここでのトレーニングが終わった後も自分で管理ができるように指導していくこと。一時頑張って痩せても、その後戻ってリバウンドしたら、意味がないばかりか、さらに痩せづらい体になってしまう。長い目で見て、将来健康に生きていくことを見据えているのだ。また、顧客が20代前半から70代と幅広いのは、個々に合わせてのパーソナルトレーニングだからこそ。
食事とトレーニングの両方から全面サポート
カリキュラムは、週2回のジム通いと食事指導。徹底的にボディーチェックしたうえでカスタマイズされたトレーニングメニューを、コーチがつきっきりで指導してくれる。変化を見ながら、メニューは変えていくそう。食事は、とにかく全てをスタッフにLINEやメールで報告。一つ一つにスタッフよりコメントが入り、丁寧に指導していく。ごまかし不可能。プロに言わせれば、食べたものはしっかり結果に表れるという。今までは続かなかったダイエットのモチベーション。常にコーチがそばにいる感覚で、続けられそうだ。
ここから約3カ月で、果たしてその効果はあるのだろうか。結果は紙面で確認あれ。
(次回に続く)
◎情報
BO’DI:K USA(ボディーク USA)
日本でボディビルチャンピオンや、パラリンピックのトレーナーなど一流のトレーナーたちが培った歴史あるメソッドを北米でも展開。日本では全国展開し、日本国外ではニューヨークの同店を含め3店舗を展開している。
【電話】646-928-3295
【住所】58 E 56th St, NY, NY(bet Park & Madison Ave)
【営業時間】午前6時〜午前0時
【ウェブ】us.bodi-k.com/
(2016年5月14日号掲載)