【CLOSED】-〈ウチのイチ押し〉Trattoria Spaghetto

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カジュアルで本格派のイタリア料理店

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リングイネのボンゴレ、ホワイトソース

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店内中央のカウンターに並んだ色とりどりの前菜

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真向かいの公園「Father Demo Square」の緑が望めるテラス席もお勧め

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友人の家のようなカジュアルでリラックスできる雰囲気の店内

しゃれた飲食店が立ち並ぶウエストビレッジのブリーカーストリート。次々と店舗が入れ替わるこの一角で、40年以上にわたり愛され続けるカジュアル・イタリアンの人気店が「Trattoria Spaghetto (トラットリア・スパゲット)」だ。 1970年代前半のオープン時にはメニューの数が少なかったにもかかわらず、行列のできる人気店となった。人気のメニューは「ミネストローネ」(5.75ドル)、「Panzotti Con Pesto」(リコッタチーズとホウレン草やウォルナッツを包んだパスタ、ジェノベーゼソース。14.25ドル)、「Chicken Parmigiana」と「Veal Parmigiana」(トマトソースとチーズで味わうチキン、もしくは子牛肉。チキン14.75ドル、子牛17.75ドル)、「Veal Marsala」(子牛肉のマッシュルームとマサラソース、17.75ドル)など。 レシピは創業時から変わらず、そのままに引き継ぎ、さらに魚料理や野菜料理などのバリエーションを増やして営業を続けている。 日本人にお勧めなのは、「Linguine Alle Vongole with white sauce」(リングイネのボンゴレ、ホワイトソース。14.5ドル)。ホワイトソースは日本人がイメージするクリームソースではなく、シンプルな塩と魚介のだしで仕上げた透明なスープで、日本の和風スパゲティのようなシンプルで深い味が楽しめる。 ベジタリアン向けのメニューも豊富で、日本人がほっとできるシンプルかつ味わい深い料理が充実しているのが特徴。 同店には地元の常連が多く通い、彼らの口コミで訪れる世界各地からの観光客や、ニューヨーク郊外からも足を運ぶ顧客でにぎわう。店内はカジュアルで友人の家を訪ねたような雰囲気だが、料理は本格派。にこやかなスタッフの対応も心地よい。 肩肘張らずリラックスして、おいしいものを食べたいという時に“いい店あるよ”、と教えたくなるレストランだ。(「WEEKLY Biz」2014年6月7日号掲載)


Trattoria Spaghetto 【住所】232 Bleecker St, NYC 【電話】212-255-6752 【営業時間】    日-木 正午〜午前0時 金・土 正午〜午前0時半 【ウェブ】    www.trattoriaspaghettonyc.com

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