〈歯科〉日本人の患者さんの治療も積極的に
ウエストチェスターのタカホで開業
今春、ニューヨーク州ウエストチェスターのタカホに「ビレッジ・ファミリー・デンタル」を開業。一般歯科を中心に、小児歯科、インビザライン(歯列矯正)、ホワイトニング、レーザー治療、歯周病治療、神経(根管)治療、インプラント、その他歯科治療全般を行う、ランディ・ルーネンフェルド先生。
クリニック名に“ファミリー”という言葉が入っているだけに、患者さんの層は子供から大人、お年寄りまで幅広い。
ランディ先生の歯科医としての哲学は「正直、信用、自信」。その全てが患者さんの「希望に応えること」につながっているという。患者さんとのコミュニケーションを大切に、治療時間以外にも時にはメールや電話でのやり取りをすることもあるという。また、急患診療、および夜間や急患への電話対応も行っている。
「当院に来院される患者さんの多くは、私とのコミュニケーションを大切に感じてくださっています。そして新しいクリニックだからこそ受けることができる最新の設備での治療と、その結果にご満足をいただいています。その点が喜ばれて、お友達など周囲の方に紹介してくださったりしているのだと自負しています」
奥さまが日本人ということもあって、日本人の患者さんの治療も積極的に行っている。
「妻に出会って、日本の文化にも言葉にも興味を持ち、まだまだですが勉強もしています」と笑顔で話す先生。4歳になる娘さんの存在も刺激になっているという。
クリニックでは、治療を受けながら日本語放送を観ることができるなど、うれしいサービスもある。日本人アシスタントが在籍し、日本人の患者さんも安心して来院している。また、ランディ先生は日本人の患者さんによく見られる症例や治療の内容も把握している。
「日本人の患者さんは、チェックアップをあまりされないので、痛くなったら駆け込んでくる、ということが多々ありますね」
定期的なチェックアップで歯や歯茎の健康度を知り、最悪なケースを防ぐ。また、すてきな笑顔のためにインビザラインやインプラントを勧めるなど、ニーズに合った治療を施す。
技術や設備などはもちろん大切だが、治療に対する歯科医としてのランディ先生の姿勢や思いが、ファミリーフレンドリーなクリニックとして支持されている理由だろう。
※メトロノースのタカホ駅から2ブロック。駐車無料。主要保険適用・各種お支払いプランあり。日本人スタッフ在籍。
ランディ・ルーネンフェルド歯科医
NYU(大学・大学院)卒業後、NYUにてレジデント研修終了。全米における主要な学会のプレゼンターを務め、幅広く信頼を集める。ロングアイランド出身。マンハッタンのクリニックに長年在籍し、今春、自身のクリニックを開院。
情報
Village Family Dental
【電話】914-771-8888【ウェブ】www.tuckahoedentists.com/【Eメール】villagefamilydentalny@gmail.com【住所】115 Main St. Suite 1B
Tuckahoe, NY 10707
(「WEEKLY Biz」2012年11月17日号掲載)