「アンフレームな美」がコンセプト
「モテライナー」など数々のヒットコスメを手掛けてきた日系コスメ企業のフローフシが6月25日、ニューヨークのソーホー地区に新ブランド「UZ(ウズ)」の旗艦店「UZ 19 HOWARD」(米国でのブランド表記は「UZ」)をオープンした。
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全13色をそろえる「ウズ アイ オープニング ライナー」。パッケージにはリサイクル可能な素材を使用
同社は、“UNFRAME THE BEAUTY(アンフレームな美)”をコンセプトに、今年3月14日に新ブランド「UZU(ウズ)」 を日米でスタート。立ち上げ前の1月末にはニューヨークで「KEEP OR DROP」と称したゲリラサンプリングを行い、その手応えから今回米国進出に踏み出した。
店内は開放感のある空間が広がり、実際にニューヨークで使用されていた公衆電話をリメークした印象的なフォンブースを設置。受話器を取ると、「What do you do to unframe?(あなたはアンフレームするために何をする?)」といったメッセージがランダムに流れ、それに対する答えを自身の声で残しておくことができる。
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タッチパネル式のモニターでショッピングバッグの色を選ぶ女性客
ストアマネジャーのスべトラナ・キムさんは「『UZU』はブランドの価値観を押し付けるのでなく、常にお客さまとのコミュニケーションやお客さま自身のインスピレーションを大切にしています。ここでは“体験”を楽しんでもらいたいのです」と笑顔で語ってくれた。
あえて店の奥に配置されたショールームでは、日本でも数多くのベストコスメ大賞を受賞した、青、オレンジ、紫、白などの常識にとらわれない全13色のリキッドアイライナー「ウズ アイ オープニング ライナー」(各16ドル)がそろう。個性を生かしたメークを楽しめる豊富なカラーバリエーションが特徴で、広々としたスペースで自由に試すことが可能だ。
また、商品を購入すると、全14色のバッグと全7色のストラップから自由にカスタマイズした普段使いにもできるショッピングバッグがもらえる。
同店は、ファーストフェーズとして7月14日まで営業し、セカンドフェーズを今年の秋ごろに再開する予定だ。
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「ウズ アイ オープニング ライナー」を自由に試せるショールーム
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リメークした公衆電話を手にするストアマネジャーのスべトラナ・キムさん
●店舗情報
【住所】19 Howard St, New York, NY 10013
【営業期間】6月25日(月)〜7月14日(日)
【営業時間】午前11時〜午後8時
【関連サイト】www.uz.team/jp/19howard.html
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ソーホーに構える店の外観
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メッセージを残せるフォンブースを設置した店内
〈写真はいずれも6月28日、ニューヨーク(撮影:中沢)〉