日本では考えられないような新しい不妊治療も 妊娠・不妊関連専門クリニック「New Hope Fertility Center」

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米国内、ロシア、メキシコ、中国にも分院を持つ不妊治療、体外受精など妊娠・不妊関連の専門クリニックNew Hope Fertility Center。各専門領域で世界トップレベルのスペシャリストが在籍し、2004年の開院以来、多くの妊娠成功事例を生み出してきた。

日本と米国の不妊治療事情を比べると米国はより選択できるオプションが多く、そのため成功率も高いと言われる。特に日本人クライアントに知ってほしい治療・サービスが三つあると同クリニックでは話す。

針を使わない体外受精

針を使わないIVFの着床までの流れ

まずはNEEDLE-FREE IVF、つまり針を使わないIVF(体外受精)だ。体外受精には負荷の大きな注射・針・血液検査(血液を抜く)の3点が必ず付いてくると考えがちだが、この新しいアプローチでは、唾液と尿の検査をすることでホルモンレベルを管理し、薬は経口もしくは鼻を通じて投与されるため、これら3ステップを省略できるのが魅力だ。

卵巣の若返りを目指す

次に卵巣の若返りを目指す治療「Ovarian rejuvenation」。この新しい手法は卵巣内で卵が成熟・発達し、休眠状態から目覚めることを目的にした治療で、卵巣の機能不全に悩む患者や、年齢により卵子が古くなっている患者向けの画期的な治療法といえる。

遺伝子検査

着床前診断(PGD) 特定の遺伝疾患の原因遺伝子の異常を診断する検査と、着床前遺伝子スクリーニング(PGS) 受精卵(胚)の染色体数の異常の有無の診断を目的とする検査。

もう一つは「遺伝子検査」。倫理的な問題を感じて遺伝子検査に取り組めない患者も多いが同クリニックでは「複数の胚を移植し、その結果として複数の妊娠・出産を行うことは、子宮環境にストレスを与え、健康な妊娠・出産の可能性を著しく減少させる」と考え、遺伝子検査を行い「遺伝子異常の無い単一の移植胚」に集中して治療を行うことで「健康な赤ちゃんを出産する目的により集中できる」と話す。

日本の不妊治療における現状・常識からは想像できないような選択肢があるのが同クリニックでの不妊治療。興味がある場合や、質問がある場合はまずは問い合わせしてみよう。

New Hope Fertility Center
【ウェブ】www.newhopefertility.com
【住所】4 Columbus Circle, 4th FL. New York, NY 10019
【営業時間】月─金 午前7時〜午後5時、土・日 午前7時〜午後3時
【問い合わせ】212-969-7422(オンラインでも予約受け付け可能)

(2019年4月13日号掲載)

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