「トゥルー・ワールド・フーズ・エキスポ2019」で、「マグロの解体ショー」大盛況、寿司イベントで日本の美食を発信

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ギョーザ、モチクリームにも舌鼓

日本の新鮮な食材を北米、アジアなど世界各地に展開する総合食品商社トゥルー・ワールド・フーズ主催の寿司(すし)イベント「トゥルー・ワールド・フーズ・エキスポ2019」が8日、チェルシーにあるメトロポリタン・パビリオン(The Metropolitan Pavilion)で開催された。

2度目の開催となった今回は、出展数23社だった昨年から規模を2倍に拡大し、約50社に及ぶ食品関連業者が出展。シェフやバイヤー、飲食店オーナーに加え、一般客も数多く来場した。

多くの来場者でにぎわう会場の様子=8日、ニューヨーク(撮影:中沢)

会場には、米国では珍しい魚の「ヒラマサ」を提供するクリーン・シーズ・シーフードや、スコットランド産の新鮮なサーモンを提供するH&Nグループのほか、鮮魚に限らない幅広いカテゴリーのブースが出展。「大阪王将」を展開するイートアンドでは“看板メニュー”のギョーザ、人気の「モチクリーム」を展開するモチ・クリーム・ジャパンでは、牛乳でなく豆乳を使用した新商品を提供した。それぞれの試食を楽しむため来場者は長い列をなした。

豪快な本マグロの解体実演は来場者を沸かせた=同

メインイベントとして、昨年も好評だった本マグロの「マグロの解体ショー」が実演され、迫力満点のショーにニューヨーカーは食い入るように見入っていた。解体後、「スシ・ギンザ・オノデラ(Sushi Ginza Onodera)」「ブルー・リボン・スシ(Blue Ribbon Sushi)」などニューヨークの有名店5店のシェフがさばきたてのマグロで寿司を握り、来場者に提供した。

ニューヨークでも大いに注目を集めている日本の美食を味わい尽くすことができると、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

(2019年9月14日号掲載)

 

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