非移民ビザ申請費用の値上げについて
2010年5月24日の国務省の発表を受け、米国大使館、領事館にて発行される機械読み取り式の非移民ビザ申請費用が10年6月4日より値上がりとなりました。
この費用は、今後のビザ発行作業および米国の国家安全に向けた入国管理システムの向上のために使用され、新料金体系は現在の131ドルからビザの種類によって140〜390ドルへ変更となっております。
在日米国大使館、領事館におけるビザ発行も対象で、面接予定日が10年6月3日までの方は131ドルの申請料金で申請が可能であった一方で、10年6月4日以降に面接を受ける方は、変更後の新料金に基づいた申請料金を払っている場合のみ申請が可能となります。既に旧申請料金である131ドルを支払った方で10年6月4日以降に面接を受ける場合は、面接当日に、大使館・領事館の会計で、円またはドルにて差額の追加料金の支払いが必要です。
(「WEEKLY Biz」2010年6月12日号載)
〈今週の執筆者〉 弁護士 デビッド・シンデル(David S. Sindell – Attorney at Law) NY、NJ州公認弁護士、NY弁護士会会員 アメリカ移民法弁護士協会会員 1994年NYマンハッタンにシンデル法律事務所を設立。移民法を専門に扱う。以後1万件以上のビザ、永住権等の取得実績を誇る。2011年4月にはCA州シリコンバレーにもオフィスを設立。NY、CA、日本を中心とした法律セミナーの多数開催をはじめ、多数の日系情報誌にも法律記事を連載中で、在米日本人を中心に広く好評を得ている。米国在住の日本人とも交流が深く、米国を拠点に直接日本語で法律相談にも応じている。 〈今週の執筆事務所〉シンデル法律事務所 7 W. 36th St., 14Fl. NYC Tel:212-459-3800 Email:slony@sindelllaw.com Web:www.sindelllaw.com
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