NYの老舗サンドイッチ屋、アイゼンバーグズ・サンドイッチ

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(コラム)りばてぃ「ニューヨークの遊び方」 Vol. 91

外観

日々、次から次に新しいお店、流行、社会現象…等々の生まれるニューヨークで、1929年から約90年も続く老舗のサンドイッチ屋さん、アイゼンバーグズ・サンドイッチ・ショップ(Eisenberg’s Sandwich Shop)。地元NYではもちろん、アメリカ全土が対象のベスト・サンドイッチ屋さんにも選ばれる名店の1つ。

場所は、22~23丁目間の五番街沿い。ニューヨーク観光名所の1つ、フラットアイアン・ビルのすぐ横。

さて、それで肝心のアイゼンバーグですが、店内は、うなぎの寝床って感じで奥に長細く続いておりまして(一番奥にトイレあり)、レトロな雰囲気たっぷりの長いバーカウンター席が印象的。バーカウンター席なら一人でも気軽。なお、店内奥は、若干、間仕切りされ4人掛けテーブル席も。

味のあるバーカウンター席

オススメは、ジューイッシュ(ユダヤ)系ということで、やっぱり定番のマツボール・スープ(matzo ball soup、3つのサイズあり)とか、パストラミのサンドイッチ(Hot Pastrami、12ドル)などでしょう。せっかくの機会なのでパストラミ以外も試してみたいという方には、パストラミ(Pastrami)、コンビーフ(Corned Beef)、ブリスケット(Brisket)、ターキー(Turkey)の中から2つ選べるお得な「The Pick Two Combo、13ドル」も。

また、なんてったて90年ほどの歴史を持つニューヨークの老舗のサンドイッチ屋さんですから、お手軽なお値段のサンドイッチだけオーダーして、このお店独特の雰囲気をじっくり味わうのもいいかも?

パストラミ(Pastrami)とブリスケット(Brisket)の「The Pick Two Combo、13ドル」

例えば、一番安い「ピーナッツ・アンド・ジェリー・サンドイッチ」(Peanut Butter and Jelly Sandwich)は3ドル50セント。この他、一日中食べられる朝食メニューの「タマゴとベーコン、またはソーセージかハムのサンドイッチ」(2Egg Sandwich with Bacon or Sausage or Ham)は4ドル。5番街沿いというこの立地でこのお値段、すごい、古き良き伝統を守ろうという経営努力とかいろいろ感じます。

【ウェブ】http://eisen bergsnyc.com

りばてぃ
「ニューヨークの遊び方」(nyliberty.exblog.jp/)作者。Liberty & Friends, Inc.の創設者。米国で事業を展開する日系企業向けにマーケティングを中心とした各種コンサルティング業務を提供するほか、各種メディアとのコラボレーションを行う。

 

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