〈コラム〉導院整体センター、鈴木規正「心身整体道場」第1回

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「人生座標軸を決める」と生き方が変わり病気が治る

「人生座標軸を決める」と生き方が変わり病気が治る。なぜか? その理由は、人生の座標軸「型」を練り上げ、整体(意識と身体を整合)すると、(a)生きる意義(目的)が明確になる(b)「型」以外のものを選ばない(c)心や身体の迷い・ユガミがなくなる(d)自己治癒力が湧き上がる(e)慢性的な痛みや不定愁訴がなくなる。心や身体を練り・鍛える過程で、人生の自己統制ができるようになり、生きる満足感が生まれるからです。
〈問題の所在〉:病気の原因の多くは、人生の混乱の中で「自分が自分を制御できない」ことにあります。急変する社会環境は、我々に選択の多様性をもたらしますが、反面、人生の混乱をひき起こします。
生活習慣病等は、自己免疫が自分の細胞を攻撃して、身体機能を破壊してしまう病気です。また、近年流行の「心身症」等は、自己人生を支配する「型=座標」が混迷の中で崩壊、適応性を失い、疎外感、不定愁訴や鬱(うつ)に悩ませれたものです。
来院者に共通する特徴は、身体の土台である「骨盤の転位」があり、みな骨格のズレ、血行不循、内分泌低下や自律神経の歪みを生じています。結果として、身体の痛みや不定愁訴、心身症、精神的な鬱症に悩まされ、仕事が手に付かず、人生に苦しんでいるのです。
〈問題の解決法〉:新たな人生の「座標軸」を決め、整体により身体の「骨格バランス」を整えると、生き方の「型」が作れます。自己を統制できない原因がなくなり、すべてが解決されます。なぜならば、人生の「座標」が決まり「目的」が定まると、意識(心や感情)が高まり、信念や達成意欲に向け、身体の細胞や筋肉が充実、自己免疫パワーが出てきます。そうなると、無駄なことをせず、障害物を避け・乗り越え、心身ともに充実・達成感に浸れます。そのような元気人生には邪気や鬱が付け込む余地がありません。多少の無理では病気や怪我もしない、どんな障害物も苦になりません。良い例が、「受験生は病気にならない」「サッカー選手は大会で転んでも怪我をしない」ことです。正しい骨盤の座標に立脚した心身バランスがあり、身体機能が充実、筋肉・関節がフレキシブルに対応しているからです。
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【実際の報告例】
Tさん(日本人男性、在米事業家):JFK空港から、「導院整体のおかげで長年の腰痛が消え、人生座標軸上の目的にした『日本へ再発見の旅』に歩いて行ける身体になった!」と、電話がありました。
Bさん(80歳女性):人生座標軸は「自分の足で歩く(X軸)、友達と食べ歩く(Y軸)」で、導院整体で歩行器なしで歩けるようになり、今は人生を楽しんでいる。
Sさん(フランス人女性):離婚訴訟後、腰痛・不定愁訴等に悩める人生でしたが、新たな「人生座標」を練り上げ、一人息子との新しい関係目標を設定。達成のため心身を鍛え、充実した人生を送っている。
(次回は3月3日号掲載)

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■人生座標軸練成コース(10週間):心身ともに痛みのない、「有意義な人生づくり」のお手伝いをしています。「人生の座標軸」作成に必要な(1)整体で身体〔骨盤〕のズレをとる(2)自然治癒力の回復促進(3)心身の「座標軸づくり」の手伝い(4)「易」による理解・説(5)食事法、断食、運動や瞑想指導―をします。
Nori at NYGoCenter.〈プロフィル〉鈴木規正(すずき のりまさ) 指圧・整体師。「導院整体センター」院長。日本指圧医会/桜医会会員。米国で17年以上にわたって整体指圧を行い、慢性痛(腰痛、肩凝り、膝足痛)などの治療にあたり、また整体治療を通して心身の健康回復をサポートする。自身が開講する指圧教室では450人以上の生徒を育成。

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