ある病院長のがんの話
私が病室を訪れたとき、それは「悲しみの極み」
としか表現しようのないような光景でした。
「主人は助かるのでしょうか」という夫人の懇願に、
「希望は持てないと思います」
しばらく重苦しい沈黙が流れました。
「いくらかでも生命を延ばすことができないでしょうか」
「あなたが本当に奇跡を信ずるなら、
私の提案というものは、「がん患者が必要とする蛋白質、
それから奇跡が起きたかのように病院長は急速な回復をみせ、
「自分は最先端の西洋医学を修めた医学博士であり、
亡くなったという報せには、
〈プロフィル〉鈴木眞(すずき・まこと) 1935年生まれ。58年早稲田大学卒業。総合商社開発課長を経て日米合弁企業マーケティング担当取締役、日独合弁企業社長を歴任。のち脳血栓に倒れる。ゲリー・マーチン博士の指導によるビタミン・ミネラル投与法を実践して健康の回復に成功。米国ネーチャーズサンシャイン社日本代表などを務めた後、88年米国エルダース栄養科学研究所を設立して独自ブランド「M10-8」シリーズのサプリメントを開発。米国栄養薬理学界会員、栄養学博士(Ph.D in Metabolic Nutritional Science)。
【ウェブ】www.eldersinternational.org