〈Topic〉15年度ジャパン・ソサエティー年次晩さん会

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メットライフのスティーブン・A・カンダリアン氏が基調講演

「日本は米国に次ぐ第2の市場」

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ヒルトンホテルのグランドボールルームには、730人が集まった。=11日、ニューヨーク(撮影:野村)

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(左から)櫻井本篤・JS理事長、メットライフ会長兼社長兼CEOのスティーブン・A・カンダリアン氏、JS会長のウィルバー・L・ロス・ジュニア=同(© Alan Klein / Japan Society)

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基調講演をするスティーブン・A・カンダリアン氏=同

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ビデオメッセージで受賞スピーチをしたオノ・ヨーコ氏=同0620-17menWEB-JS-sakisaka

ジャパン・ソサエティー(JS)は11日、ニューヨークのヒルトンホテルで2015年度アニュアルディナー(年次晩さん会)を開催。730人が集う華やかな晩さん会となった。米保険大手メットライフ会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)のスティーブン・A・カンダリアン氏の基調講演では、同社にとって日本は米国に次ぐ第2の市場であり、今後も雇用機会を増やすなど経済の発展につながる努力を行い、日本と長きにわたるパートナーでいることなどを語った。
その後、櫻井本篤・JS理事長があいさつを行い、JS会長のウィルバー・L・ロス・ジュニア氏(WLロス・アンド・カンパニー LLC会長CEO)が、昨年秋に「旭日重光章」を受章したことを報告し、寄付者への謝辞を述べた。
次にエンターテインメントとして招かれた沖縄県前島地方発のポップフォークデュオのサキシマミーティングが壇上でジョークを交えたトークと力強い歌声で会場を魅了した。
最後に、毎年日米間の相互理解の向上に寄与した日本人・米国人に与えられるジャパン・ソサエティー賞がオノ・ヨーコ氏に贈呈された。オノ氏はビデオメッセージによる受賞スピーチで「JSは自身の作品の発展に貢献してくれた家族であり、わが家だ」と語った。
晩さん会により集まった寄付金は151万ドル。収益金はJSの主催するさまざまなビジネス、文化、芸術プログラム活動に対する助成金として活用され、日米交流のさらなる発展に役立てられる。
活動の詳細はwww.japansociety.org/参照。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年6月20日号掲載)

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