〈コラム〉りばてぃ「ニューヨークの遊び方」 Vol.44

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この夏、ついにドラえもんが米国本格進出へ!!!

b0007805_2013894大ニュース!!! なんと、あのアニメ「ドラえもん」が本格的に米国進出へ!!! 今夏、ディズニーの子ども向けチャンネル(DisneyXD)で全米放送されると9日、明らかに。もちろん英語吹き替え。さらに米国文化にあわせキャラクターや秘密道具の名前に手を加えるそうです。例えば、のび太は「ノビー」、しずかちゃんは「スー」、ジャイアンは「ビッグG」、スネ夫は「スニーチ」、タケコプターは「ホプター」、どこでもドアは「エニウェアドア」などなど。
ドラえもんには感動の名場面、名ストーリーはいっぱい。永遠の名作とも評される『のび太の恐竜』など映画作品もありますし。もし、感動的なストーリーもうまく英語版に反映できたら、間違いなくドラえもんはアメリカでも大ブレークすることでしょう。さらに、世界的な大ブレークにつながるかもしれません。果たしてどこまでできるか分かりませんけど、なんてったってパートナーがあのディズニーですから期待しちゃいますよね。あと、作者の故藤本弘先生と安孫子素雄先生は、米国でも有名な手塚治虫先生とトキワ荘で青春時代を一緒に過ごされた方々。だから、今後、ドラえもんがきっかけとなり、改めて日本の漫画やアニメ文化全体への注目がアメリカで高まる可能性も考えられます。と言っても、すでにアメリカでは日本のマンガやアニメ文化への注目は極めて高いんですけどね。
例えば、すでに2007年の時点で、最新テクノロジーやサブカルチャーのトレンド分析に定評のある雑誌Wired Magazineが「マンガ、アメリカを征服!」という大々的な特集やってたりしますし。そんな社会背景もありまして、このドラえもんの米国進出、しかもディズニー系列局でアニメ放送開始予定というニュースは米国でも大々的に報じられています!
(次回は6月第4週号掲載)

〈プロフィル〉りばてぃ 「ニューヨークの遊び方」(nyliberty.exblog.jp/)作者。Liberty & Friends, Inc.の創設者。米国で事業を展開する日系企業向けにマーケティングを中心とした各種コンサルティング業務を提供するほか、各種メディアとのコラボレーションを行う。

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