〈コラム〉Dr. Clara Lee「歯のおはなし」18回

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Do You Love Your Dog ?

あなたの愛犬を愛していますか?

もう過ぎてしまいましたが、2月は「National Pet Dental Health Month」でした。
愛犬に顔をなめられた時、ひどい口臭を感じたことはありますか? あるとすると、それは歯周病よる可能性が大です。歯周病は3歳以上の犬の80%がかかっていると言われています。大きな犬よりも小さい犬の方が罹患(りかん)率が高く、また獣医による歯のクリーニングは全身麻酔が必要なので心配ですよね。ですので人間と同じく日ごろの歯のケアが大事。子犬の時から習慣づけるのが理想ですが、犬によっては難しい場合もあります。ここで犬のデンタルケアをご紹介したいと思います。
◇  ◇  ◇
(1)歯磨き…犬用歯ブラシ、犬が好きな味付き歯磨き粉、犬用電動歯ブラシも市販されている。
(2)?(か)み応えのある主食…ドライフードは歯垢(しこう)が付きにくい。
(3)歯に良いおやつ…適量のリンゴ、ニンジンは歯をきれいにする。市販の歯磨き専用ガム「Greenies」は人気商品。
(4)デンタルリンス…犬口用マウスリンスを飲料水に足したり、歯に直接付けて拭く。
(5)硬過ぎるおもちゃを避ける…歯が欠ける原因になることもある。
(6)歯に良いおもちゃ…ロープ、パズルトイは凹凸があるので?むことで歯をキレイにする。
◇  ◇  ◇
かく言う私も、4ポンドのポメラニアンを飼い始めた時、犬用の歯ブラシで歯を磨こうとしましたが、そのたびに激しく抵抗され、危うく指を何度も?まれそうになりました。今は(1)は諦め、他のケアは守っています。5歳になった愛犬はリンゴ、ニンジン、「Greenies」が大好き。口臭もほとんどありません。
大切な犬たちの口腔(こうくう)ケアは飼い主さん達に任されています。頑張ってくださいね!
(次回は4月14日号掲載)(「WEEKLY Biz」2012年3月3日号掲載)
〈プロフィル〉Dr. Clara Lee ニューヨーク大学歯学部卒業。ニューヨーク大学ブルックデール病院でチーフレジデンス修了。13年以上に及ぶ臨床経験は一般歯科、コスメティック、インプラントを含む。インビザライン認定医。Waterside Dental Care院長として古山医師と共に、多くの日本人患者さんを治療。Dentistryをこよなく愛している。記事提供:Waterside dental Care(Tel:212-683-6260)

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